140字じゃ無理なので

140字じゃおさまらない、あふれだしてしまったものたち。

石田亜佑美を推しと言えるようになるまで

3/30

2019年のひなフェスから1年、経ちました。
わたしにとってそのひなフェスは相当特別な意味を持っていて。

なんたって、初めて「鞘師里保」を目にした日。

 

鞘師を好きになってまだ日も浅く、わたしが彼女の出演を知った頃には、チケットの発売はとっくに終わってた。

それでも諦めきらなかったわたしは、公演直前になって行けなくなってしまった人が中にはいるんじゃないか、何か事情があって譲り先を探している人がいるかもしれない、、と考えて

ダメ元でTwitterを使ってチケットを譲ってくれる人を探しました。

鞘師への熱い思いを綴ったメッセージのスクショとともに。。()

すると…なんと…本当に…見つかったんです。お声かけいただけたんです。

最初はびっくりしすぎて、なんならすごく値段を吊り上げられるのかな!?なんて不安に思っていました(失礼w)

でも、そんなことはなくて。楽しんできてくださいって、普通に、お譲りいただいて…!

もう本当に…この時点で感無量ですよ…!こんなにすぐ、夢が叶うなんて思ってなかったから(;;)

鞘師のダンス、パフォーマンスを見ることができるんだって…幸せでした。

それこそ、今年のような状況にもならず、無事にその日を迎えられたわけだし、ほんとにわたしは恵まれてるなあ。

Twitterがある時代でよかった、オタクやっててこういうチケットの探し方があるって知っててよかった…こんなに強くそれを思ったことはない…その節は、本当にありがとうございました。。。

 

推しメンは石田亜佑美ちゃん。

そんなわたしではありますが、鞘師をきっかけに今のモーニング娘。を好きになったわたしは

「誰が推し?」と聞かれたときに、「現役ではあゆみん」と答えていました。

どうしても「現役では」と付けてしまうのです。

この言葉を付けて答えるとき、うしろめたくもあり、

でも、付けずに答えたとき、不誠実な気持ちになってしまう、すごく微妙なものでした。

今日の記事は、そんなわたしがひなフェスを通して、心から

「推しは石田亜佑美です!」と答えられるようになるまでの話です。

 

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この日ひなフェスでは、なんとなく「聴けたらいいな~」と思っていた曲が全て聴けた。

こんな奇跡ある????って何度も何度も自分に問いかけてた。

ビギナーズラックにしても贅沢すぎて、怖い…涙

鞘師里保といえば!という曲を集めてくれたおかげですよね。。
Only you、123、Fantasyが始まる…それに、鞘師はパフォーマンスしていないですが、

モーニングが摩天楼ショーをしてくれたのも、絶対意図的!という感じで…私も大好きだし、頭の中で鞘師が踊ったよお…

 

Only you

Only you

  • provided courtesy of iTunes

 

Fantasyが始まる

Fantasyが始まる

  • provided courtesy of iTunes

 
しかもさー!!!!やっぱり!!現役が今のスキルでパフォーマンスしてることが強すぎて。。
それぞれの楽曲の発売当時の映像は、成長過程としてそのときにしか見られない姿もあって、、とってもステキではあるけど、
今を知っていると、ああ、もったいない!今ならもっとカッコいいのに!と思うことも正直私にはあります。

新規で一気にいろんな時代の映像見るからこそかな??
モーニング娘。は、一人一人の「開花」の時期がズレるから、

それは当たり前のことだ(加入のタイミングやひとりひとりの個性で変わる)し、
そのこと自体がモーニングのおもしろさ、魅力のひとつでもあると思うんですが、
『最強に開花したメンバーで揃って見たい!』

と夢見ることもたくさんあって。この日は、まるでそれが叶ったような想いでした。


そう、私、この自信に満ちた表情のふくちゃんと鞘師が一緒に見たかった…
堂々とパフォーマンスするあゆみんと鞘師が一緒にみたかった…
自分の見せ方を見つけた小田さくらと鞘師が一緒に見たかった…!
こんな想いがあふれてとまらなくて。。。
13のコンサートでさゆが「後輩が頼もしくなった」と言っていた(あれは「事実」と「自信をつけさせるためにわざといった部分」と両方あるのではとわたしは思ってる)けれど、


も~~~~。それどころではない。それどころでは。


やっぱり、13と今とを見たら、レベルの違いにびっくりする。成長ってすごい。。。
なんか昔は、比較的最初から出来てしまっていた鞘師(それでもその後変化・成長するけど)が、

良くも悪くも目立ってた気がするんだけど。

この日のステージは、誰ひとり、鞘師に見劣りしてなかった。
『同じステージに立つなら、負けたくない!今のわたしたちを見て!!』

というような、気迫を感じられるものだったと思う。。。もう、みんな、かっこよかったよお。。
これが、鞘師卒業後も現役で約4年間、プロとしてステージに立ち続けたモーニング娘。の力なんだ…!!と

思い知らされました。めっちゃかっこいい、、かっこいいしか言えない、、、

 

そして、さゆみの登場。

Fantasyが始まる、その一曲のとき、わたしが見たかった14がそこにいて…

もう、なんていえばいいのか、これに関しては本当に言葉が見つからない。。涙

鞘師がいた時代を集約してくれて…このセトリ考えた人本当に…だれ…

書いてて鳥肌が今もやばいし、ちょっと泣きそうなんですけど。ww

最後の鞘師のフェイクもね、きっとしんどいんだよ、高さえぐいし、出し切るの難しいはずなのに

ファルセットに逃げずに向かっていった鞘師が本当にかっこよくて

このあたりではもう、「ありがとうううぅう…」って謎の感謝をしながらわたしは嗚咽していた…

 

…えっ、夢?

 

や、本当に。いまだに思い出すたび「…は?」てなって混乱するんだけど、、!!

ひなフェスが映像化されて、映像として残っていて、現実だったんだ………と、たびたび震えています…

 

先日書いたブログでちらっと石田亜佑美ちゃんの名前を出しましたが、

冒頭で触れたように、鞘師にこんなに惹かれているわたしが

あゆみんを好きと、推しと言って良いものか(オタク特有の面倒くさい勝手な悩み)。。

という気持ちが、無きにしも非ずだったのです。

ただ、この日のひなフェスでわたしがみたかった鞘師を、今見られる最大限の形で、最高の形でみることができて、、、

そのおかげで、わたしの鞘師への「好き」を…全部まるごと受け止めてもらったような、

「鞘師が入り口でいいよ」「これからのモーニング娘。へようこそ」って言ってもらえたような気がして。

すごくすごく、晴れやかな気持ちになれました。

 

わたしにとって、2019年のひなフェスセトリは

鞘師里保をOGとして見送らせてくれた、レクイエム(鎮魂歌)なのです。

 

 

これで、あゆみんを好きと真っ直ぐに言えるよー。

わたしの推しは、石田亜佑美です!!!!